2022/12/14 21:45
「発芽玄米は体にいいというけれど、どんなお米なのかわからない」という方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?
発芽玄米は、お米の品種にかかわらず、玄米を発芽させて、炊飯しやすくしたお米です。
栄養価も高まりますが、乳幼児や高齢者には消化が難しいことがありますので注意が必要です。
ご自宅でも発芽させることができますので、すずこめのお米でお試しください。
今回は発芽玄米の育て方と、炊き方、メリットや気を付けることについてご紹介します。
発芽玄米とは?
発芽玄米は、玄米を少しだけ発芽させたお米です。発芽させることで、玄米が食べやすくなるだけでなく栄養価も高めることができるのです。
発芽玄米ごはんの作り方🍚
発芽玄米を作るのにかかる時間は、水の温度によって異なりますが、夏は24時間、冬は2~3日で発芽させることができます。
発芽玄米の育て方🍚
発芽させる玄米と、玄米を入れるザルとボウルを用意すれば、簡単に発芽玄米を作ることができます。
①玄米をザルに入れて軽く研いで、きれいにすすぐ
②ザルのまま、水に浸す(冬は30℃程度のぬるま湯に浸して暖かい部屋に置くと発芽しやすい)
③ザルを上げて、夏は1日に2~3回、冬は1日1回水を取り換える
④ザルを上げて水気を切り、すぐに使わない分は保存容器に入れて冷蔵・冷凍する
発芽玄米の炊き方🍚
発芽玄米は、白米と混ぜて炊くのがおすすめです。発芽することで玄米の糠の部分に亀裂が入り、浸水しやすくなりますので、白米と一緒に炊くことができます。
おすすめは、白米7に対して玄米3の割合です。
白米に比べると糠の香りが残りますので、食べ比べてみてください。
発芽玄米の特徴🍚
発芽玄米は栄養価が高くて、食物繊維も摂れ、食べすぎを防ぐことができる反面、消化吸収しにくいという特徴があります。
栄養価がアップ|発芽玄米のメリット①
発芽玄米は白米に比べると、ビタミンEが12倍、ビタミンB1が5倍、ストレスを緩和してくれるといわれるGABA(ギャバ)は5~10倍含まれています。糠の食物繊維も摂ることができるので、便秘解消にも役立ちます。
深みのある味で満足感がある|発芽玄米のメリット②
玄米を発芽させることで、甘みや旨みに深みがでます。これは、発芽することにより、酵素が活性化して、糖質が分解されて甘みが増すとともに、たんぱく質も分解されて旨み成分であるアミノ酸が増えることによります。また、発芽玄米にして、よく噛むことにより、じっくり味わうようになるので満足感も得られます。
発芽玄米を食べる際の注意点⚠️
乳幼児は糠の部分が消化吸収できませんので、発芽玄米は与えない方がよいでしょう。小学生以降も、発芽玄米の割合は2~3割程度に抑え、食欲が落ちたり、下痢や便秘になったりするようなら白米や胚芽米に戻します。
個人差がありますが、高齢になると消化吸収能力が落ちますので、下痢や便秘だけでなく、貧血や痩せなどの症状がある場合には、白米や胚芽米などに戻してください。
すずこめも、種もみを発芽させてから蒔いています!🌱✨
すずこめのお米の種は、薬品を使わずにお湯のみで消毒をしています。苗をおこす前の種もみを60℃のお湯に10分間つけることで、病気にかかりにくい苗になるのです。温湯消毒の時間は品種によって異なり、もち米の場合は7分間以上浸けてしまうと芽が出なくなってしまうそうです。
その後10℃の水に2週間から1カ月浸けて芽が出やすくしてから、土を入れた苗箱に蒔きます。苗箱を専用のケースに入れて30℃に温度管理すると1日から2日で発芽します。その後は苗箱ごとハウスに移してやると、苗は日光を浴びてすくすくと育っていきます。
発芽玄米を育ててみよう!
栄養満点で人気の発芽玄米は、真空パックになったものが販売されていますが、意外とお値段がするものです。
発芽玄米はご自宅でも簡単に作ることができる上、冷凍保存も可能です。
すずこめでは玄米の販売も行っていますので、発芽玄米を育ててみてはいかがでしょうか。
最後に
この度は数あるネットショップの中から
すずこめのブログを最後までご拝読いただき
誠にありがとうございました。
全国の皆さまに
すずこめお米がおとどけできますように😌